『火事だ~‼避難して下さい‼』
職員の大きな声が響きます。あまりの真剣な声に少し緊張した表情で立ち上がり職員と手を取りあって避難をしました。
今日は日中想定の避難訓練の日です。
実際に外まで避難をして頂き、点呼を取り全員がケガ無く無事に避難することが出来ました。
お客様の避難が終了し室内に戻って頂いた後、職員でエアバック式担架の使用方法を確認しました。
心愛会の郡山方部の施設では唯一の2階建ての施設である並木は、避難の際にどれだけ安全に外へ誘導できるかが重要なポイントとなっています。
大半の職員はエアバック式担架を実際に見たことも、使用したこともありませんでした。
炭酸ガスボンベを使用すると一瞬で空気が入りエア入りの担架が出来上がります。
担架を抱えながら降ろしたり、担架に乗って階段を滑らせるようにしたり、何通りかの降り方を確認し痛みや苦しさなど無いかどうか、一つ一つ検証しました。
また、それぞれの職員の気づきを取りまとめ、次回の訓練に活かしていきたいと思います。