心愛会の
ある暮らし

心愛会と、私の暮らし。

私たちが目指すのは、かかわる一人ひとりの人生に寄り添い、
「心愛会があってよかった」と思ってもらうかかわりです。
お客様・ご家族・地域の皆様・働く仲間…。
様々な人の人生・日常と共に歩む、心愛会の営みを紹介します。

心愛会で、暮らす。

住み慣れた地域で、自分らしく楽しく暮らす。
お客様にとって、第二の我が家になりますように。

心愛会で、暮らす。

いくつになっても、新しい挑戦を。

ここで暮らし始めて半年くらいが経ちました。
楽しく過ごさせてもらっていますよ。
家に独りでいるよりも、みんなと一緒だからね。

何が特に楽しいのかって…?
ここに来る前、病院の看護師さんに勧められて、リハビリを兼ねて電動ピアノをやっていたんです。
30年くらい前にもちょっと練習していたこともあって。
こちらにお世話になることになって、「もうピアノはできないかな」と思っていたら、ここにも大きなピアノがあって、 職員さんも「ぜひやりましょう」って言ってくれて。
毎週日曜日に練習しているんです。
まだ上手くいかないんだけど、楽しいです。
病院でもらったこの楽譜とこの楽譜。
弾けるようになりたいと思って練習しています。
いくつになっても、新しいことに挑戦するのは楽しいものですよ。

特別養護老人ホーム
ハーモニーみどりヶ丘 久保田 文夫様

安心して家族を任せられる場所

こちらでは母がお世話になっています。もう一年くらいかな。
元々は家で家族が介護していたけれど、
だんだん身体も不自由なことも増えてきて、自分たちだけでは難しくもなってきて。

母は話すのが大好きな人なので、
たくさんお話相手がいるこちらの暮らしは気に入っているみたいですね。
職員さんも明るく元気な人が多いので、元気を頂いているのかな。

私もちょくちょく顔を出すようにしています。
家の近くにこうして安心して任せられる場所がある。
私たち家族にとっても、心強いですよ。

地域密着型特別養護老人ホーム
ハーモニーみどりヶ丘ヴェールご入居者ご家族 渡邉様

心愛会で、働く。

一人ひとりの様々な個性が輝き、
いきいきと働くことできる場所でありたい。

心愛会で、働く。

たくさんの「家族」ができました。

就職してからずっと、ここハーモニーハウスで働いています。
専門学校の頃にボランティアで訪れて、元気にいきいき過ごす利用者さんと、
仲良く楽しそうに働く職員さんの姿を見て、老人ホームのイメージががらりと変わったんです。
「ああ、ここで働きたいなぁ」って思って、この施設を選びました。

今、仲間と一緒に目指しているのは、地域の方に頼ってもらえる施設です。
施設を利用するお客さまはもちろん、地域の皆さんの困りごとや声を拾い
上げて、何かあった時に頼ってもらえる存在でありたいなと思うんです。

ここでは地域の高齢者の皆さん向けにお弁当の宅配もしているんですが、
お家に伺うと、「来てくれてよかった」と喜んでもらえたり、
日常の些細な変化にも気づいて、適切なサポートにつなげられる。
そんな時に「お役に立てたな」と嬉しくなるんです。

私にとって、ここは「家族」みたいだなと思える職場です。
たくさんのおじいちゃん・おばあちゃんに、お父さん・お母さん的な存在の先輩がいて。
私は…次女くらいかなぁ。(笑)

特別養護老人ホーム ハーモニーハウス
チームリーダー 兼 介護職員 佐藤紗知さん

「心動く瞬間」に携われる大好きな仕事。

利用者さん一人ひとりの良さや、「こんなことをやってみたい」という想いをみつけて、その人が一歩前に進むためのサポートをしていく。
障がいのあるなしにかかわらず、「何かをやりたい」と思ったとき、自分の新たな一面や可能性に気づいた時、人は喜んだり、成長したりするのかなと思います。
そんな「心が動く瞬間」に携われる障がい者支援の仕事が、私はとても好きです。

一緒に考えて、一緒に挑戦をしてくれる。
私にはない視点をくれたり、自分自身の良い所に気づかせてくれたりする。
そんな頼もしい仲間がたくさんいるから、私にとって、ここは自分らしく成長できる場所です。

もし生まれ変わったら…?それでも私はこの仕事・この職場を選ぶかな。
一生懸命それぞれの人生を生きている、そんな人たちの役に立てる仕事、私は大好きです。

障がい福祉サービス事業所 コパン・クラージュ
リーダー 兼 支援員 佐藤美佳さん

お客様の「美味しい」「ありがとう」がやりがいです。

お仕事は、パン屋さんのカウンターで接客をしたり、厨房でパン作りをしたりしています。
好きな仕事は、やっぱりカウンターです。お客様にパンをお渡しするときに、「美味しい」とか「ありがとう」って直接言っていただけるのが嬉しいです。
僕もここのパン、大好きです。 おすすめは…、バターパン!そのまま食べるとおいしいんですよ。

働く仲間とも仲がよいです。困っている友達がいたら、「大丈夫?」って声かけて、一緒に助け合っています。

今の目標はレジを打てるようになること。家で練習してるんです。いつかできるといいな。

障がい福祉サービス事業所 コパン
遠藤北斗様

心愛会と、歩む。

地域の皆様の暮らしを、豊かに彩るお手伝いをしています。

心愛会と、歩む。

お互い助け合える街の仲間に。

この街の町内会長や役員を20年以上やっています。
引っ越してきてから街の歴史をずっと見てきましたので、思い入れの深い街です。

最初にこの土地に介護施設をつくりたいという話が出たころは、まだ介護施設も身近じゃなかったからね。
どんなものか分からないし、心愛会の他の施設を見学もさせてもらい、
これからの時代には必要だし、この法人なら任せられるなと思い、応援してきました。

ある時、町内で火事があり、幸い大事にはならなかったのですが、
そちらのお家には90歳近いおばあちゃんがいたんですよ。
行き場がなくて困っていたら、こちらの施設長が
「おばあちゃんは私たちがお預かりします!」と言ってくれて、あれは頼もしかったなぁ。
何かあった時は我々が助ける立場だと思ってたけれども、困ったときに反対に助けてもらいました。

この施設はね、互いに助け合える街の頼もしい仲間なんですよ。

緑ヶ丘地区 保健委員会 会長 奥田様

地域で活躍できる場を。

鈴木副店長:
コパンの皆さんには、お店の周りの草刈りや樹木の剪定を定期的にお願いしています。
元々はお店の従業員が草刈りをやっていたので大変でした。コパンの皆さんが丁寧に作業してくださっていますので、とても助かっています。
長谷川さん:
利用者さんにとっても、お店のお客様の目に映るところで仕事をしているので、「真面目に頑頑張っているね」とお褒めの言葉をいただけたりするんです。「誰かの役に立っている」と実感できて、みんなやる気になっています。地域の中で、こうして活躍の場を頂けるのは、とってもありがたいことですね。
鈴木副店長:
弊社の近隣店舗にも紹介させて頂きました。そちらでも頑張って頂きたいと期待しています!
リオン・ドール 会津アピオ店
副店長 鈴木様

障がい福祉サービス事業所 コパン
支援員・リーダー 長谷川さん

美味しいパンを届けてくれます。

コパンさんのパンを学校内の購買で販売してもらっています。
お昼時になると、お腹を空かせた生徒たちがよく買いに来ますね。
大体すぐになくなっちゃいます。

コパンの利用者さんたちも販売するときに、「パンいかがですかー」って、生徒さんたちに声をかけてくれて、元気に売り子さんをしてくれています。とっても営業上手です。

利用者さんも生徒さんも、障がいの有る無しなんて気にせず、普通にかかわっているんじゃないかなと思います。
今は曜日を決めてパンを持って来てくれていますが、毎日やってほしいくらいですね。

福島県立会津工業高等学校様

地域を一緒に盛り上げるパートナー。

私たちは会津で豆菓子の販売をしています。
地域の農業・産業を守りたいと国産ピーナッツを使って、お菓子を製造しています。

心愛会さんには、コパン・クラージュでピーナッツのからむきをお願いし、
コパンさんでピーナッツを使ったマドレーヌを販売してもらっています。
農業と福祉の連携という形で、高齢化が進む農家さんの力になるため、障がい者の事業所と農家さんをつなぐということもしていますが、心愛会さんとはよい関係を長く築いてきました。

心愛会さんは、「障がい者がやっていることだから」というような甘えもなくて、しっかりと商品やお店づくりをされているのが素敵だなと思います。地域の農家さん・企業さんとコラボしながら、地域に根差したよりよい商品・サービスを、どんどん生み出していってほしいなと応援しています。
これからもよいパートナーとして、一緒に地域を盛り上げていきたいですね。

農業生産法人 株式会社オクヤピーナッツジャパン
代表取締役 松﨑健太郎様

友だちにおすすめしたくなるお店です。

職場がすぐ近くなので、よくランチに来ています。
このお店の気に入っているところは…、ここの空間の雰囲気が好きですね。
癒されるというんでしょうか。パンも何でも食べ物がおいしくって。
私は特に「しめじ先生」というパンがお気に入りです。

「障がいのある方の施設だから」って変な気配りも全然なくて、
職場の近くの美味しいパン屋さんとして使わせてもらっています。
もちろん、店員の皆さんも頑張っているので応援もしていますけどね。

職場で大変な時があっても、
同僚と「今日は何食べようか」って考えながら、このお店に来ると元気をもらえます。
異動した人とかも、「コパンのパン食べたいなぁ」って懐かしく思っているみたいで、
会う時にはお土産に持って行ったりもするんですよ。
お友達にも「おすすめだよ」って言いたくなる、そんなお店ですね。

五十嵐珠江様