梅雨入りし、じめじめと蒸し暑い日が続きますね。
そんな熱さを吹き飛ばす(?)、涼を感じる行事食のご紹介です。
「七夕☆ギャラクシーようかん」
その名の通り、天の川をイメージした涼しげなようかんです。
5月のお茶会でお出しした「花手水風ようかん」の記事にたくさんのイイねを付けてくださってありがとうございました。
厨房職員一同嬉しく思い、日々の業務の励みになっています!!
「大量調理なのにどうやって作っているの?」 「詳しい作り方や分量が知りたい」等の
コメントもいただきましたので、今回のギャラクシーようかんの作り方をご紹介します。
最後にまとめ動画もあるのでぜひご覧ください。
まずは下層の水ようかんを作ります。
100人分なので、こしあん3㎏、水4.5Lを用意します。 水ようかん液をホテルパン(大きな深バットです)
3枚に流します。
天の川の模様は4色の寒天液で描きます。白は牛乳寒天、青、黄色、赤紫は色粉を使用しています。
ようかんに素敵な天の川が現れたら、その上に透明の寒天液を流します。
模様が崩れないように端からそ~っと流すのがポイントです。
ちなみに寒天液はアラザン(銀色の砂糖菓子です)を溶かしてキラキラにしました。
デザートの飾りにアラザンを使いたいけれど、固くて小さいので誤嚥が心配、入れ歯に挟まるのでは、
と思ったことはありませんか?
そんな時はアラザンを液体に溶かすとキラキラだけ残って、粒はなくなり安全に召し上がれます。
透明寒天液を流したら、つまようじで全体的に穴を開けます。
こうすることで上層と下層がしっかり接着され、型を抜いた時に剥がれません。
冷蔵庫で冷やし固めて、型を抜いたら完成です!
今回は蝶々と花びら型に抜きました。
断面はこのような感じです。4色の寒天が層になり天の川を織りなしています。
切り取る場所によって、水色に見えたり紫に見えたり空模様が移り変わり、ひとつとして同じものがない
というのが手作りようかんの魅力だと思います。
手間も時間もかかる手作りですが、お客様の喜んでくださる顔を思い浮かべながら楽しく作っています。
ちらし寿司と共に七夕献立としてお出ししました。
「本当に夜空みたいで綺麗だね~」「食べるのがもったいないよ~」など
お客様にお褒めいただき、とてもうれしく感じました♡♡
詳しい作り方は下記の動画をご覧ください。