心愛会キャリアコンサルタントの秋山です。
家族や親友なら伝えなくても分かり合えることがあるかもしれません。
でも仕事の場合は「以心伝心」に頼らず、きちんと言葉で伝える必要があります。
今回は郡山市にある、特別養護老人ホーム「ハーモニーみどりヶ丘」の厨房チームで、「コミュニケーション研修~相手への伝え方~」を実施しました。
![](https://sin-ai.com/corporate/wp-content/uploads/2024/06/ワーク⑤Ⅴ-1024x669.png)
伝えること、伝えないことのメリット、デメリットをそれぞれ考えてもらいました。
普段考えないことを考えるのは、難しいですね。(^^)/
職場では、時には厳しいことも同僚に伝えなければなりません。
ストレートに言えば相手は気分を害してしまうこともあります。結果、気まずくなることもあるかもしれませんよね。
Iメッセージを用いることで、相手を尊重し、柔らかい印象になります。
Iメッセージとは…「私」を主語にした表現。自分の感情を相手に伝えて、判断は相手に任せることになります。「〇〇しなさい!」と相手の行動まで制限をせず、あくまで判断をゆだねている点で相手を尊重したコミュニケーションとなります。人間関係を良好に保ちながら、自分の意思やお願いを相手に伝えやすくするメリットがあります。
日本人はYOUメッセージで伝えがちです。
YOUメッセージをIメッセージに変えるワークを行いました!
YOUメッセージとは…「あなたは…」を主語にした表現。相手に対して命令する印象や、相手を非難したり攻撃したりするニュアンスが強くなります。
最後にメンバー同士で、「あなたの強み、持ち味」、「これから期待する事」を伝えました。
![](https://sin-ai.com/corporate/wp-content/uploads/2024/06/ワーク③-1024x608.png)
![](https://sin-ai.com/corporate/wp-content/uploads/2024/06/ワーク③--1000x1024.png)
参加者からは…
「Iメッセージを意識して考えることが難しかった。メンバーへの強みなどを伝えるワークは恥ずかしさもあったが良かった。」
「相手に伝えるときは、伝え方を工夫しなければならないと思った。相手の気持ちに寄り添える伝え方をしたい。」
「相手を配慮することをもっと意識していきたい。」
といった意見が出ていました。
互いに配慮しながらも、仕事上必要なことは、遠慮しないで伝えていきましょう!