美味しいものは大歓迎【ハーモニー並木】

先日、お客様から「このスルメイカ食べられないからあげるわ」と冷凍のスルメイカをいただきました。

はて?イカか…施設利用の皆様、イカが食べられるだろうかと一抹の不安を感じました。それでもせっかくのご厚意に有難く頂戴しました。

早速、作戦会議。細かく刻んでお好み焼きにしては?との案を採用。皆様に「お好み焼き作って食べませんか?」と聞くと「食べるー」との事で決定。歯が弱くても食べられるようにと細かく刻み、粉や他の材料を切って、混ぜて、種作り。

板を使ってお好み焼き、はたまた、たこ焼き器を使ってたこ焼きならぬイカ焼きをみんなでワイワイ焼き上げます。いつもは控えめな男性のお客様。ヘラを持つと「俺に任せろ」とばかりに次々にひっくり返します。勢いの良さに崩れてしまわないかハラハラする職員でしたがなんのその。それはそれは上手に見事にひっくり返し、美味しそうなお好み焼きができました。

たこ焼き、いや、イカ焼きチームも手際よく、箸を使ってコロコロと丸く可愛い出来栄え。

「いただきまーす」の声を合図に「うまい!」「たいしたもんだ!」とあっという間に胃の中へ収まりました。

冷凍のままで食べてもらえず、そのままになっているよりも、美味しいと言ってもらえたイカも幸せだし、それに、みんなでやってみんべと楽しい時間を過ごせた事が何よりも幸せ。感謝、感謝の気持ちでいっぱいです。