「最近、近所であまり見かけない方がいて心配…」
もしかしたら、誰かが一人で悩んでいるのかもしれません。
私たち地域包括支援センターには、『地域の中で、引きこもってしまって顔を最近みていない。
どこに相談すればよいかわからない?』といったご相談がしばしば寄せられます。
地域の方は気づいていても、どうしたらよいかわからない、どこに相談すればよいかが
わからないことが多いようです。
先日、私たちが関わった方で、数年前から体調を崩され、
病院への通院が難しくなってしまった方がいました。
認知症状も徐々に進行し、同じものを何度も買ってきてしまう。
始めのうちはご自身で何とかしようとされていたようですが、次第にゴミの
分別ができなくなり、溜め込んでしまうなど、生活の中で様々な支障が出てきていました。
もう少し早く、地域の中にいる誰かが、普段と違う様子に気づき、声をかけてくれていれば…
そう思うことも少なくありません。
その人の『助けて』という小さな声に気づき、気にかけること。それを地域の中で、
私たちみんなで育んでいきたいと強く感じています。
それは、子どもから大人、高齢者まで、地域に住む多くの人にとって、
この社会で安心して生きていくために、とても大切なことではないでしょうか?
『こんなことを相談してもいいのかなぁ?』と迷う必要はありません。
生活の中で少しでももやもやしていること、困っていることなど、
どんなことでもお気軽にお電話(0242-36-7510)や
来所相談(旧高田のセブンイレブン:会津美里町字高田甲2895番地
日時:平日 月~金曜日 9:00~17:00)にいらしてください。
私たちがお話を伺います。
※ 昼休みに散歩していた宮川の桜です。今年も本当に綺麗に咲いていました。
この美しい桜のように、地域の皆さんが穏やかな気持ちで過ごせるよう、
私たちもサポートしていきたいと思っています。
