全社安全衛生チームの佐藤です。
昨年、郡山市保健所様から「福島県の事業である『働き盛り世代の減塩実践チャレンジ事業』に参加しませんか?」とお声がけをいただき、尿中推定食塩摂取量測定をハーモニーみどりヶ丘にて実施させていただきました。
福島県の食塩摂取量は男女ともに全国ワースト2位。
1日当たりの食塩相当量の目標は、男性7.5g未満、女性は6.5g未満とされていますが、福島県の平均は男性11.9g、女性9.9g。
塩分過多に起因すると言われている高血圧から動脈硬化へと繋がり、脳血管疾患、心疾患での死亡率が全国ワースト10位以内なのもうなずけます。
そんな「塩分量」ってどのように測るのでしょうか??
それは…早朝尿をスピッツに採取し、提出するだけ!とてもとても簡単でした。

シフトの関係で参加できない職員もいましたが、ハーモニーみどりヶ丘とハーモニーみどりヶ丘ヴェールの職員合わせて89名がエントリーしました。
その結果が先日届きました!個別に封筒で配布され、職員はドキドキしながら開封…


予想通りと言いましょうか…やはり数値の高い職員が多く、「数値、なんぼだった??」と会話が飛び交っていました。
今回の調査の結果、ハーモニーみどりヶ丘89名の全体平均食塩摂取量は9.27g。
男性(28名)平均が10.08g、女性(61名)平均が8.9gと県の平均より若干低めですが、目標値には遠く及ばず…塩分摂り過ぎですね。
さぁ、ここからアクションを起こしますよ!

今回エントリーした職員は食事管理アプリ「WoLN」が使用可能となり、それぞれが3か月間「減塩」を意識して過ごします。(アプリの利用は個人の自由、セミナー等の配信も予定されています)
そして来年度改めて尿中推定食塩摂取量測定を受け、目標値に近づいているか比較することとなります。
「減塩」が身体に良いことは、誰もが知っていること。
土地柄、家庭の味…理由は様々でありますが、急に味付けを薄味にすることは難しいかもしれません。
しかし、今回この事業に参加したことで「塩分に向き合う」という、貴重な経験をすることが出来ました。
「明日からカップラーメンのスープは少し残してみようかな…」
「基本の味付けは薄味、後は香辛料や薬味をうまく使って!」
その心がけの継続が少しずつ塩分摂取量を減らすのだと思います。
事業所全体で参加させていただき、ありがとうございました。to be continued…