心愛会キャリアコンサルタントの秋山です。
心愛会の居宅介護支援事業所(ハーモニーハウス指定居宅介護支援事業所、ハーモニーみどりヶ丘指定居宅介護支援事業所)のケアマネジャーを対象として”話の聴きかた”研修を行いました。
今回は実習中の会津短大生も特別に参加いただきました!
居宅介護支援事業所とは…
要介護認定者に対して、自宅で自立した生活を送るために、居宅サービス計画書(ケアプラン)の作成やサービス調整を行う事業所のことです。
ケアマネジャーとは…
要介護・要支援認定を受けた方のケアマネジメントを行う介護支援のスペシャリストのことをいいます。介護を必要とする方ができる限り自立した生活を送ることができるように、適切なサービスを受けるためのサポートをするのがケアマネジャーの役割です。
ケアマネジャーはお客様、ご家族と接する機会が多く、信頼関係が求められます。
「話のききかた」についての基本を、あらためて確認しました。
研修は自分の面談の様子をスマホで撮影することから開始しました!
いつものように、お客様へ最近の状態を確認する場面です。
皆さん、相手にペースをあわせつつ、必要事項を確認しています。
話し手と聞き手と役割を交換しながらペアワークを4つ演じてもらいました。
4つのワークは…
”石になる”…聞き手は返事や頷きなどのリアクションを一切しない
”エラそう”…聞き手が腕を組んで、ふんぞり返って話を遮る
”社交的で話上手”…聞き手が話し手の話を横取りする
”聴く”…聞き手は相手の話に対して、頷きやリアクションを行う
聞き手が”聴いてもらえない態度”であると、話し手は話したくなくなることを疑似体験してもらいました。
他に面談時の適正な距離や気を付けるポイントを共有しました。
最後に研修の冒頭で録画した自分の面談の様子を確認。自分の改善箇所などを確認しました!
参加者からは…
「聞き手の態度などで、話し手は気持ちよく話せることに気付いた」
「学校でも同じようなワークをしたが、実践場面でのコミュニケーション力はまた異なるものであると思った」
「自分・他の方の聴きかたを見る機会はないので、良い機会となった」
といった感想がでていました。
今回の研修は皆さんにとっては”当たり前のスキル”かもしれません。
自身の面談場面を改めて振り返ることで、自分のクセなど新たな気付きもあったかと思います。
自身の面談を振り返り、修正したい箇所を意識して、今後の面談に活かして欲しいですね!