磐梯山の裏側は春の息吹に包まれて【ハーモニーほんごう】

 磐梯山の裏側は、会津では裏磐梯と呼ばれ、猪苗代湖側の”表磐梯”の穏やかな表情とは全く違う自然豊かな湖沼の世界が広がっています。

表では終わってしまった桜前線も標高の高い裏磐梯ではまだまだ楽しめます。更には雪解けの湿地には水芭蕉が咲きだしてきました。

その素晴らしい季節をじっくり味わっていただこうと、ドライブに行ってきました。

檜原湖畔から望む新緑と山桜越しに聳え立つ磐梯山。湖水を渉る薫風に思わず深呼吸をするほど気持ちの良い感動の世界でした。

檜原湖に浮かぶこの小島は「桜島」と呼ばれ、桜が満開になると湖面に浮かぶ花束のようになります。

後ろの湿地にちらほら見える白い点。実は水芭蕉が咲きだしたところです。

道路わきの湿地に水芭蕉の群生地が広がり、車中からでも充分に楽しめました。

この日のもう一つのお目当ては檜原の一本桜。五分咲きといったところでしたが、新緑の里山をバックに畑の畔に立つ桜はとても良かったです。

今年は今までのコロナ禍で外に出れなかった分、たくさん外に出て深呼吸し、感動を味わいたいと思います。