11月30日、当事業所では、中田分署の方をお招きしての避難訓練を実施いたしました。空気も乾燥してくる時期となりつつあります。火災が起きや時期ということもあり、普段から火気に繋がりやすい箇所についての確認を実施して入るものの、いざ火災が発生した時に体は反射的に動いてくれるのかについては、やはり普段からの訓練が必要ですよね。
今回、避難用扉の配置も変更され、安全な避難経路がさらに確保できるようになりました。車椅子の方、歩行が不安定な方も案内しやすい経路となり、実際訓練の中でもそのことを実感できました。
ただし、まだまだ初動動作はうまくできず、お客様も職員も通報・避難・初期消火(動作のみ)について、あたふたしてしまう動作が目立ち上手く、行動ができていないことを実感しました。
職員の方々と訓練後に話し合いを設ける時間を作り、実施計画、動作等、どこに課題があったのかを話し合いました。
訓練の回数重ねないと、やっぱり体動かないですよね!
本当に痛感する言葉で、何事も回数を重ねないと体は想定内で動いてくれないんだなと感じました。
2011年の震災の時に起きた出来事は、当時遭遇した方々に大きな爪痕やその後の教訓を与えた大きな出来事になったかと思います。風化してはいけない出来事であり、皆さんが体験したことは、その後に生かされてなければ、その体験自体が無駄になってしまうと感じました。
全てとはいかないにしても、初動動作が生死を分けるきっかけとなるならば、自分自身、そして何よりもお客様を守ることを大前提とし、改善をしながら続けていこうと訓練に携わった職員一同共有した重要な時間でした。