【 ダイアログ! 】(会津美里町地域包括支援センター)

あいさつ

しばらくぶりの更新になってしまいました。

いや暑い。

カラダがベタベタする。

フラフラする。

なんだこれは?

ま、、まさかアイツがやって来たのか?

「な」で始まって

「つ」で終わる

「あー、夏休み」がよく似合う

アイツが、今年も・・・

(;´Д`)

長くなりました。

みなさま、暑中お見舞い申し上げます。

今月はいわゆるイベント的業務が

盛りだくさんでしたので

遡って報告してまいります。

序章

ますはコチラ。

以前の美里包括ブログで

激熱図書として紹介いたしました

「認知症世界の歩き方」の書籍を基に

開発されたカードゲーム

【認知症世界の歩き方-ダイアログ-】

これを今年度から定期開催している

「会津美里町他職種連携研修」で

7月21日に開催しました!

これまで自分が受講した

認知症の研修を振り返ると

「4大認知症は・・・」とか

「アミロイドβタンパク・・・」とか

医学モデルから入ったり

「〇〇年には推計〇〇万人が・・・」など

統計から入ったり。

大事なことではあるけれど

認知症当事者にコミットできる

内容が少なかったような。。

本題

そこで今回登場したのが

「認知症世界の歩き方ダイアログ」

ダイアログ?なんじゃそりゃ?

分かります!私もそうでした(汗)

「ダイアログ=対話・意見交換」

話し手と聞き手とが互いに理解を深めながら、互いに共感や意識・行動の変化を引き出し合う創造的なコミュニケーションを指す。近年組織における学びや創造、問題解決、ビジョンの共有などに有効なアプローチとして、ダイアログが注目を集めている。ダイアログでは、様々な立場のメンバーの発言が等しく同じだけの価値を持つ。すなわち、発言者の地位や属性によらない、オープンかつフラットなコミュニケーションが、良質なダイアログの基盤となる。(INVENIOより)

ちょっと難しくなっちゃいました”(-“”-)”

実際の様子をお見せします。

どうでしょう?

みんな総立ちになったり

発言者の意見に耳を傾けたり

自然とダイアログしちゃってるんです。

今回の参加者は

町内の居宅・デイ・福祉用具職員

薬剤師・障がい施設職員

認知症対応ボランティア「オレンジの会」

総勢30名

地位も職種も年齢も違うけど

皆で認知症当事者が感じている世界を

アニメーションにした動画を見ながら

関連する「困りごと」を予想し

【なぜ自分はそう思ったのか】

をディスカッションしてゆくゲームなんです。

おわりに

「認知症の方のBPSDに対する対処の方法」は

ここでは話しません。

100人いれば100通りの

見え方・感じ方があるんです。

当事者の方が

どんな世界を見ていて

どんな感覚を感じているか

そこに寄り添う

分からなくても分かろうとする

そしたらBPSDの対応にも

つながるのでは?

多職種連携研修で一番伝えたかった

メッセージです。

町民に関わる人たちから

この活動を広げて

町民みんなが

認知症を分かり合える

そんな町づくりの一助になれたら

嬉しいなぁ♪

なおカードゲーム自体は市販されています。

ただ認定講師がいた方が

何かとスムーズです。

いま活動している認定講師は

県内で7月現在

美里包括にしかいないため

認定講師とセットで行うことを

お勧めして締めさせて頂きます。

お問い合わせ待ってまーす(^^)/