話のききかたをひと工夫してみる 【コパン・クラージュ】

こんにちは。心愛会キャリアコンサルタントの秋山です。

会津若松市にある、障がい福祉サービス事業所コパン・クラージュの「就労移行」事業で働く職員向けに「話のききかた」の学習会を行いました。

就労移行支援事業とは、障がいのある方が一般企業へ就職をする為にスキルの向上や面接指導など、様々な支援を行う部署です。

利用者様の特性を把握した上で、意欲を上げたり、ご本人の気づきを促す役割も求められます。

今回は「話のききかた」についての基本を、あらためて確認しました。

話を聴く姿勢も大事ですよね!

「石になる」ワークを実施しました。このワークは話したことを相手に聞いてもらえていない状態を体験するワークです。

2人ペアとなり1人が話し手役となり話をします。聞き手役は目線を合わせず、反応しない状態を続けます。

話し手が「聞いてもらえていない」と感じるのは辛いですよね。また、聞き手も心苦しいワークです…

今度は役割を交代します。

先程とは反対に、話し手の話す内容に相槌やリアクションをして、「よく聴いてもらっている」状態を体験します。

聞き手が視線を合わせて相槌をすれば、話し手はもっと話をしたくなりますね。

面談は利用者様にとって良い内容ばかりとは限りません。

その際にはどのように工夫すれば良いかを考えました。

マスク越しなので表情を柔らかくする意識が大事ですよね。表情が柔らかいと相手は更に話やすくなります!

他に面談の際の配慮(距離感や座席の位置)、質問項目は事前に搾るなど、工夫するポイントもお伝えしました。

細かい配慮の積み重ねが利用者様との信頼関係にも繋がります!

参加者の「利用者様の意欲が上がる面談」をしたいという思いが伝わってきました!

参加者からは…

「ロールプレイを通して基本的な姿勢を再確認することができた」

「利用者様の特性に合わせ、事前にこちらが聞きたいことを整理することが大事だと思った」

「ポジティブな内容についてはリアクションを大きめに取ることを実践してみたい」

といった感想が出ました!

今回の内容を実践して、より良い面談を目指して行きましょう!