ノロウイルス感染症の発生を想定したシミュレーション訓練を実施しました。
今回は「厨房から感染が広がった場合」を想定し、実際に食事の提供方法を変更するとともに、厨房内の
消毒作業まで行いました。
厨房が感染源となった場合、通常のお食事を提供することはできません。そのため、非常食を使用し、
すべてユニットで調理・配膳を行う体制を確認しました。
今回の献立はこちらです。

【常食の方】
・牛丼の具
・インスタント味噌汁
【嚥下機能が低下している方】
・非常用ミキサー粥
・豚肉のやわらか煮ペースト
ご利用者様それぞれのお身体の状態に合わせて、お食事を用意していきます。

牛丼の缶詰は鍋に移し替えて加熱し、レトルト食品は湯せんで温めます。

ペースト状の粥は、米粉をお湯に溶いて作ります。ダマになりやすいため、均一に混ぜるには少し
コツが必要です。


感染予防の観点から、食器は使い捨てのものを使用しました。
普段の食事に比べれば品数、色合いは少し寂しい印象もありますが、
温かいお食事を安全に提供することができました。

午後は厨房内の消毒作業を行いました。防護服を着用し、次亜塩素酸ナトリウムを使用して、設備や備品を
丁寧に拭き上げていきます。希釈濃度や消毒方法を確認しながら、慎重に作業を進めました。

今回は初めての試みということもあり、手探りの部分も多くありました。しかし実際に動いてみることで、
「迷いやすい場面」や「事前に準備しておくべき物品」など、具体的な課題が明確になりました。
今回の経験をもとにマニュアルも新たに整備しました。今後の対応にしっかりと生かしていきたいと
考えています。
感染症は発生しないことが一番ですが、万が一の際にも落ち着いて対応できるよう、これからも訓練と
見直しを重ねてまいります。今後もお客様が安心して過ごせる環境づくりに努めてまいりますので、
どうぞよろしくお願いいたします。