― 日常の積み重ねが、次の挑戦につながるまで ―
日々のOJTと多彩な研修から始まる、人材育成
心愛会の人材育成は、日々のOJTだけに頼るものではありません。
採用時研修をはじめ、全社研修、事業所内での月1回以上の研修、さらに社内で受講できる初任者研修など、多彩な研修制度を整えています。
そのうえで、日々のケアを通して「この対応で良かっただろうか」「もっと良い方法はないか」と職員同士が話し合う、日常の何気ないやり取りも大切にしています。研修とOJTの両方から、職員一人ひとりの成長を支えています。
法人内介護技術コンクールやオールジャパンケアコンテストの取り組みも、この日常の延長線上にあります。 チーム内で練習を重ねる中で、自然と後輩に声をかける先輩の姿が生まれ、互いに学び合う関係が育っていきます。
挑戦の場
心愛会では、年に1回、法人内で介護技術コンクールを開催しています。これは技術の優劣を競うことだけを目的にしたものではなく、チーム一丸となって日々のケアを振り返り、介護技術を見直し・共有することで、チーム力の強化とサービスの質の向上につなげることを大切にしています。
コンクールでは、あらかじめ設定された課題に対して、お客様を想定したモデルを用いケアを実践します。評価の対象となるのは、介護技術そのものだけでなく、お客様への声かけや表情、立ち居振る舞いといった接遇面も含まれます。日常の現場で行っているケアをそのまま表現する内容となっており、普段の取り組みが自然と結果に表れる仕組みです。
練習の過程では、職員同士が意見を交わしながらケアを見直し、改善点を話し合います。その中で、後輩に声をかけて支える先輩の姿が自然と生まれ、互いに学び合う関係が育っていきます。 コンクールは、日々の取り組みをチームとして形にし、次の成長へとつなげる挑戦の場となっています。



次のステップへつながる仕組み
法人内介護技術コンクールで優勝した職員、2位の職員は、外部のオールジャパンケアコンテストに挑戦する機会が用意されています。
オールジャパンケアコンテストとは、介護の質の向上と地域とのつながりを目指す、日本で唯一の介護技術評価コンテストです。
全国から150名以上の介護職員が参加し、「認知症」「食事」「入浴」「排泄」「看取り」「口腔ケア」の6分野において、想定されたお客様へのケアを実践し、専門家による審査を受けます。
出場に向けて、法人内では、実技練習を中心とした勉強会を実施しています。過去のオールジャパンケアコンテスト出場者に加え、各事業所の管理者やリーダーが担当し、ケアの組み立て方や声かけ、動作のポイントなどを具体的に指導します。
また、本番を想定した実技練習や準備の進め方についてもサポートし、当日は前回出場者が引率することで、安心して挑戦できる体制を整えています。
挑戦を個人任せにせず、「やってみたい」という気持ちを組織全体で支え、次の成長につなげていくことを大切にしています。

結果よりも、挑戦のプロセスを大切に
思い通りの結果が出なかったとしても、その経験は職員一人ひとりの学びとなり、次の挑戦につながっています。
『圧倒された。でも勉強になった。それでもやっぱり悔しさの方が大きかった』
『他の方のケアを見て、”そのケアで合ってるのか?!”と思うところもあったので、自分の振り返りにもなりました』
~出場者の声~
挑戦の中で得られた気づきや悔しさは、次の成長につながります。悔しい気持ちがあるからこそ、「来年はもっと良い成果を出したい」「今度は後輩を支える立場で関わりたい」といった前向きな意欲が生まれます。
結果だけでなく、挑戦する過程をきちんと評価し、次のチャンスにつなげていく。それが心愛会の人材育成の考え方です。
人が育つことが、ケアの質につながる



心愛会では、職員一人ひとりが成長できる環境こそが、より良いケアにつながると考えています。
法人内介護技術コンクールやオールジャパンケアコンテストへの挑戦は、その一つの形です。
これからも、現場の声を大切にしながら、人材育成とチャレンジを支える取り組みを続けていきます。