ねばり強め【コパン】

今回は、就労継続支援事業B型 農業園芸部門の活動をお伝えします。

会津若松市戦略的農業経営確立支援事業(土地利用型園芸作物産地支援事業)の補助を活用して、会津青果里芋部会のメンバーとして里芋づくりをしています。

会津で特別な日に出される郷土料理「こづゆ」に使用される里芋は、現在、会津での生産者が減少傾向にあります。

地産地消が難しい状態の里芋、持続可能なものにしていくため、会津若松市や会津地域の生産者の方々と連携してこれまで5年程度、作付けしています。

天候に左右されやすい慣行露地栽培をして、毎年、課題を改善しながら良い品質を求め続けています。

本年度は、過去最高の出荷量でした。粘りも強く、煮崩れもしない仕上がりでした。

写真と共に栽培から出荷までの流れをご紹介いたします。

4月トラクターによって、耕運作業を行います。

肥料をリュックに入れ散布準備、転倒しないようにペアで協力。

予め、測量したガイドラインに沿って散布。散布のムラが無いように注意。

マルチ張りは4人グループで行います。連携を大切に20m10分程度で完成させます。

夏場は草との闘い💦

草刈りや草むしり、土寄せ、追肥などの管理を経て、いよいよ収穫!!

コパンのトラクターに掘り取りアタッチメントを装着して掘り取り。

掘り取られた里芋を引き抜きます。力自慢が本領発揮!!

積込みが好きな人が丁寧にトラック運搬車へ積込み。

几帳面に隙間に並べます。

掘り取られた後に待っているのは、マルチの撤去。

これが、大好きな方がいます。きれいに長く取れた時が特に気持ちがいいようです。

いよいよ、出荷調整のスタート!!

ばらし作業が好きな方々の登場です!結構、握力が必要です👊

厳しい出荷基準を目で見て判断しています。細かい根もここで取り除きます。

豪快に根を取り除く役割の方…

細かい根を取る役割の方…

大体の大きさに揃える役割の方…

細かな出荷規定量を的確に見分けて選別する役割の方…

様々な調整を経て、出荷されます。

会津丸果青果へ出荷日を指定され出荷しました。

大きさ別に包装されいよいよスーパーへ出荷されます。

こちらの包装は、生協で販売されていたものです。

袋には、生産者:コパン と記載されていました。

このように、様々な役割を持って仕事をしています。

その場その場で、得意なこと、好きなことを見つけて仕事をしています。

仕事の流れ、見通し、役割など基本的なことを大切にして、今後もやりがいのある仕事をしていきます!!

※期間限定の販売となります。次回販売は12月中旬から1月中旬です。