全社安全衛生チームの秋山です。
心愛会では2022年に「健康経営」を宣言を行い、職員の健康が重要な経営資源と考えて、職員の健康増進に取り組んでいます。
シリーズで安全衛生チームの取り組みとその成果についてご紹介しています。
第4回目は「自費がん検診の付加と受診率」をご紹介します。
心愛会では以下のがん検診を健康診断時に付加しています。
乳がん(マンモグラフィ)…社会保険に加入している40歳以上の偶数年齢者。対象年齢以外は自費で受けられます。
前立腺がん(PSA検査)…50歳以上の男性への勧奨。対象年齢未満でも自費で受けられます。
取り組み
乳がん検診対象者には健診に付加できる旨を通知し、事業所内には自費受検も含めた案内をポスターにて周知しました。
啓蒙活動として触診のガイドやセルフチェック方法の指導を実施しました。
モデル触診で感覚をつかみ、セルフチェックで早期発見に繋げます。
触診をして興味を持つことからがん検診につなげています。



がん検診の受検率
心愛会の女性がん検診の受検率は乳がん、子宮頸がん検診ともに50%を目標値としています。
乳がん検診は社会保険加入の場合、定期健康診断に1000円から1600円で付加することができるため、心愛会の実施率は85%(全国平均は45%)と高い結果になっています。
一方で子宮頸がん検診は健診バスでの受検ができないため、設備の整った会場やクリニックなどを個人で予約をする必要があります。 そのため受検率は36%(全国平均は35%)と低めの結果となっています。

乳がんは9人に1人が罹患すると言われています。
子宮頸がんは年間1万人が新たに罹患し、その4割が30代から40代の働き盛りの年代です。
自分の年齢ががん検診の該当かを確認する”習慣”が受検予約への動機付けとなり、自分の身を守ることにつながります!
健康で充実した職業生活を送るためにも、安全衛生チームではがん検診の啓蒙を継続して行って参ります!
次回は「食生活のチェック」をご紹介します!