4月21日、ハーモニーハウスにて「力に頼らない介護」と題し、地域向け介護講座を開催いたしました。
ハーモニーハウスでは初の試みになりますが、たくさんの方にご参加いただきました。

立ち方・座り方の基本、腰痛予防のための身体の使い方、腰痛予防体操の3つをテーマに講座が行われました。


普段、何気なく立ったり座ったりしている動作にも身体の機能が関係しています。
これは額に指をあてられると立てなくなる…という実験です。
人はお辞儀をするように前かがみになって立ち上がっているということがわかりますね。


腰痛予防のための身体の使い方では、介護をする際に身体にかかる負担を軽減し、
最小限の力で介護をする技術(ボディメカニクス)を、実演を交えながら学んでいただきました。
様々な質問が飛び交い、皆さん真剣な表情でお話を聞いてくださいました。

こちらは腰痛予防体操の様子です。壁があればどこでもできる大変お手軽なものをご紹介させていただきました!
腰は身体を動かすのに本当に大事な部分ですので、このような体操をすることで日頃から腰痛予防を行うことが大切です。

最後に、施設で使用している福祉用具もご紹介させていただきました。
福祉用具は職員の腰を守り、かつお客様の身体も安全に移乗する、お互いにとって良い介護を目指すために、
日々お世話になっています。
今回は介護講座が中心でしたが、さっそく食事など他のテーマでの開催を希望するお声をいただいております。
その際は、ぜひまた多くの方のご参加をお待ちしております。ありがとうございました!