グループホームに入居して間もないお客様のお話です。
それまで自宅でずっと一緒に過ごされてきた愛犬のカイ君のことを気にされていました。
「散歩に行かなきゃなんねんだ」とお話をされます。
毎日、言葉も聞かれていた為、会わせてあげたいな。と職員も思うようになり、「会いに行きますか？」と聞くと表情を輝かせて「行きたいなー」と。
早速、ご家族様に連絡をすると、とても喜んで下さりました。
日程を調整し会いに行きました。
当日、ご自宅に着き、久しぶりの愛犬の再会に「おいで、おいで！抱っこするよ！！」と喜ばれ終始表情も柔らかく笑顔が絶えないひと時を過ごされました。
カイくんも当たり前のように腕の中に抱っこされ心地よさそうな表情をされていました。
短い時間でしたが帰る時間です。
ガラス越しに精一杯の尻尾を振り見送りしてくれるカイくん。その姿を見るお客様の寂しさもありながら嬉しそうな表情が印象的でした。
お客様の「こんなことがしたい！！」を実現できるようこれからもお手伝い出来ればと思います。
