心愛会、キャリアコンサルタントの秋山です。
小規模多機能型居宅介護・グループホーム「ハーモニー猪苗代」で、コミュニケーション研修~相手への伝えかた~を実施しました。
仕事をする上では、同僚やお客様にも伝えなければならないことがありますよね。
言い難いことでも相手に伝えなければ、お互いが困ることになるかもしれません。
同じ職場で、同僚とは一緒に居る時間が多いからこそ、”伝えること”は疎かにはできませんよね。
今回は日頃の自分のコミュニケーションスタイルを考えながら、どう伝えればお互いが気持ちよく働けるかを考えました!
伝えること、伝えないことのメリットデメリットについて考えてもらいました。
普段考えない事柄なので”難しい”といった声も上がっていました。
日本人は相手を主語とした「YOUメッセージ」で会話をしがちです。日頃用いそうなYOUメッセージをIメッセージに変換するワークを行いました。
Iメッセージとは…
「私」を主語にした表現。「私は~だと思う」「私は~して欲しい」といった表現はIメッセージとなります。
Iメッセージを使うと、人間関係を良好に保ちながら、自分の意思やお願いを相手に伝えやすくなるなどのメリットがあります。
YOUメッセージとは…
「あなた」を主語にした表現。YOUメッセージでは、相手に対して命令する印象や、相手を非難したり攻撃したりするニュアンスが強くなります。
YOUメッセージは使う側に悪気が無くても、相手は「責められた」と受け止める可能性があります。
皆さん、「私は」という主語の部分を言う習慣が無いので、違和感を感じていました。
日常でも使えるので、習慣化すればコミュニケーション力が向上することが期待出来ます!
研修の最後は、普段はなかなか言えない「相手の強み」、「これから期待すること」をそれぞれ発表しました!
皆さん、とても恥ずかしがっていましたが、日頃言えないことを伝えられたかと思います!
ネガティブなことは勿論、ポジティブなことも伝えることで職場のコミュニケーション力は向上します!
参加者からは…
「相手へ伝える時は配慮はしつつ、遠慮をしないで伝えることが重要だと思った」
「自分のコミュニケーションの未熟なところを実感できた。今回の内容を実践していきたい」
といった感想がでていました。
変に遠慮せず、伝えるべきところは相手にきちんと伝えられるようにしましょう!