茶話会の準備~花手水(はなちょうず)風 水ようかん~【ハーモニーハウス】

ハーモニーハウスの厨房には凄腕の羊かん職人がいます!

そんな羊かん職人の作る、老舗和菓子店にも引けを取らない(?)

フォトジェニックな羊かんの作り方をご紹介します。

こちらは神社にある花手水をイメージした水ようかんです。

蝶々型もあります♡

まずは土台となるこしあんの羊かんを作ります。

その上に白あんを5色に染めて型抜きしたパーツをのせて、透明な寒天液で固めます。

この時のポイントはすべての羊かんの固さを均一に仕上げることです。

それぞれの固さがバラバラだと咀嚼の際に口腔内で散らばってしまい、誤嚥のリスクが上がります。

全体の固さを均一に仕上げることで、高齢者の方が安全に召し上がることができる羊かんになります。

今回は寒天の量を、あんこの部分は1%、透明な部分は0.8%にすることで同じ固さに仕上げています。

2層の羊かんは寒天の特性上、上と下が剥がれてバラバラになってしまうことがあります。

しっかりと接着するポイントは、下の羊かん液が固まりきらずまだ温かいうちに上の寒天液を流し入れる

ことです。

こうすることで上下がしっかりと接着され、盛り付けの際に崩れにくくなります。

ソフト食・ミキサー食をお召し上がりの方には寒天は少し固いので、アガーで水まんじゅうを作ります。

こちらもカラフルなお花を浮かべて花手水風に仕上げました。

ソフト・ミキサー用の水まんじゅう

お花は0.75%のアガー羊かんです。

1.5%のアガー液と合わせると全体が同じ固さで仕上がり、ミキサー食の方でも安全に飲み込むことが

出来ます。

竹の器に盛り付け涼しげな装いに。

さあ、準備は整いました!どんな素敵な茶話会になるでしょうか?
お楽しみに。