高校生の地域課題探求活動【経営企画室】

福島県立葵高校で取り組まれている「葵ゼミ」にお声がけいただき、生徒さん達に福祉の視点からの
「生まれてから死ぬまで」人が生きていくってどういうこと?
というテーマで、経営企画室の鵜川・菅野・斎藤でお話をさせていただきました。

「葵ゼミ」とは、生徒さん個人が興味があったり気にかかる地域課題などについて、2年間かけて課題と解決策を探求するという授業です。

障がい者も高齢者も特別な枠にいるんじゃなくて、私たちと同じ社会の中にいるんだよ。ということをまず感じていただこうと、
障がいのある著名人や高齢になっても第一線で活躍している方を紹介させていただくなどをさせていただき、
その後、もし自分に障がいがあったら。。。という想像をしてもらいそれを共有しました。

菅野からは、障がい分野で医療的ケア児~大人の説明と「障がいがある≠かわいそう」の話を。
障がいのある児童の活動している写真を見て、生徒さんからは、「かわいい」「幸せそう」などの言葉が
まずはこの言葉が出たことが嬉しい!

斎藤からは、高齢者介護の仕事は、「うんこ・おしっこ」をみて「うれしい!」って思うような仕事なんだよ。
みんなが赤ちゃんの時に親御さんは「いっぱい出たね!」「上手にできたね!」なんて喜んだのと同じなんだよ。
さらに、高齢者になったら誰かの世話になるだけじゃないんだ、「誰かのために何かをしたい」って思ってるんだよ。
そのお手伝いをするんだって話を

なんだか、ブログで説明するとまだまだ長くなりそうなんですが、簡単に締めを言うと、
「価値観をアップデート」をしよう。そのためには「見ること・知ること・感じること」をして欲しい。
そして「無知からくる恐れ」が減り、「イロイロな人がいて、「それでいいよね」って言える社会」を一緒に考えませんか?

そして 支え「あう」社会を目指しませんか?って話をさせていただきました。

1人でもそんな社会にするための探求をしてみたいって言ってくれるとうれしいなと思います。
まぁ、1人もいなくても、今日受講してくれた生徒さんは「障がい」「高齢者」を少し知ってくれたと思うので
それで、満足です。