全社安全衛生チームの秋山です。
心愛会では、お客様と職員の安心・安全のためにノーリフトケア®に取り組んでいます。
心愛会では昨年9月に、ノーリフトケア®専任者を育成するための専任者研修を行いました。研修後には、そのノーリフトケア®専任者が中心となって、各事業所でのノーリフトケア®の浸透を行ってきました。 今回は、前回の研修から半年経ったタイミングで、各事業所でのノーリフトケア®の実施状況などについて、専任者同士で意見交換会をオンラインで開催しました。
ノーリフトケア®とは、「lifting しない(nolifting)」、つまり、抱え上げない・持ち上げない・引きずらない、そして不良姿勢を継続させないケアのことを指します。そして、単に持ち上げない・抱え上げない介護技術だけではなく、介護する側・される側双方にとって安全で安心な介護により、福祉・医療の現場から腰痛をなくす取り組みそのものを示す言葉です。
ノーリフトケア®専任者研修の様子
昨年9月に開催した専任者研修では、各事業所から選ばれた専任者が、ノーリフト®の考え方を学び、基本動作を繰り返し実践しました。
各事業所でのノーリフトケア®伝達研修の様子
専任者は、自事業所で職員への研修を実施しました。
人に教えることで、自分の知識も深まります。また、それぞれの事業所のお客様の状態に応じたケア方法の検討も行いました。
意見交換会(オンライン)の様子
専任者同志の意見交換会では、各事業所で実施した研修の内容や事業所での課題について、意見交換を行いました。
ノーリフトケア®を推進して行くための課題もある一方で、できている点も確認できました。
ノーリフトケア®を浸透するためには一度やってみるだけではなく、基本動作を繰り返して、身につけることが求められます。そのためにも継続的な研修を各事業所で行う必要がありますね。
今回出た課題は”まだ伸びしろがある”と前向きに捉えて、今後のノーリフトケア®に活かして行きましょう!
※「ノーリフト®」「ノーリフトケア®」は一般社団法人日本ノーリフト協会の登録商標です。