お餅つきの準備は11月から始まりました。
「お客様に安全に美味しいお餅を召し上がっていただきたい」
そんな思いから、今年はもち米100%のお餅だけでなく、うるち米や上新粉、お豆腐などを合わせてついたお餅を6種類ほど用意しました。
行事担当職員で試食会を行い、その中からうどん餅を採用しました!
うどん餅は蒸したもち米とゆでうどんを合わせてついていて、通常のお餅より柔らかく歯切れが良い食感になっています。
とは言っても、お餅はお餅。高齢者にとってはリスクがあります。
そのリスクを少しでも減らすために行事担当職員で研修を行いました。
まずは安全に提供できるよう、管理栄養士による高齢者向けの餅のちぎり方練習会です。
小さくちぎり、しっかりとあんを絡めて餅同士がくっつかないように盛り付けます。
看護師による窒息時対応訓練も行いました。
気道異物除去法の背部叩打法やハイムリック法の実技練習、吸引機の動作確認などを行い、万が一に備えます。
お餅はうどん餅、ソフト餅(嚥下調整食3相当の固さの介護用のお餅です)、餅風味のミキサー粥の3種類を作ります。
お客様それぞれのお体の状態に合わせて提供します。
うどん餅を召し上がる方はチェックリストを用いてスクリーニングを行います。
上記の7つの項目に問題がない方にお餅を提供しました。
万全を期して臨んだお餅つき。
当日の様子は次回のブログでお届けします。