当たり前の日常の大切さ【ハーモニー中田】

■夏祭りを楽しむ(笑顔)

☆8月28日(土)、事業所の夏祭りが開催されました。本来、地域住民の方々もお呼びして、開催とするところではありますが、コロナ禍が長引いており、お客様には、少し寂しい気持ちにもなる期間となってしまったように思えます。
   そのような中でも、いつもお客様の気持ちに寄り添ってケアをしている職員は、”笑顔”につなげるのがやはり得意であり、左の写真のような”ひとときの喜びのある時間”になられたようです。お楽しみBOXは職員でもひいてみたい程ワクワク感を抱かせるようなものでした☆


■防災は日々の訓練から!

☆8月8日(日)、日中想定の避難訓練を実施致しました。ベルが鳴動すると、お客様の様子はいつもとは違い、周りを何度も見渡す様子がそこにありました。職員の案内により安全に玄関口まで移動する事ができて、お客様からは”ここから火事になったら出ればいいんだない”とスタッフに話す様子も伺えました。
   私たちはいつでも災害に遭遇しても基本的な訓練を継続することで、職員だけではなく、お客様ご自身も反射的に避難できるような行動につながるのだと今回のお客様の言葉や行動から感じました。


■意欲と笑顔

私たち介護職員は”自立支援”という言葉をよく使いますが、『何をもって”自立”と言えるのか・・?』と自問自答しながら、お客様と向き合う毎日です。

   女性のお客様がキッチンに立ち、野菜と包丁が目の前にあれば、自然に手が動きますよね。”何当たり前の事いってんの?”と思うかもしれませんね。でもこの自然に(反射的に)動く事が、本当に大切なのだと思います。以前は、家事中心で行われた生活は、体や頭に浸透しているものです。プロ顔負けの包丁さばきは驚くばかりです。

   私たちスタッフが行うべきは、目の前にそのお客様が自然に行動できる環境を提供する事が重要なのだと改めて感じます。私たちもお客様も人から”~やってください”、”~お願いします”と言われることはやらされ感が残ります。ただし、目の前に広がる自身の意欲の媒体があれば自然に笑みがこぼれるはずですね。 左記の写真からは、心から笑みがこぼれている瞬間が垣間見られた様に思えます。