自分の”聴く姿勢”を振り返る【コパン・クラージュ】

心愛会キャリアコンサルタントの秋山です。

今回は会津若松市にある障がい福祉サービス事業所「コパン・クラージュ」で行った”自分自身の「聞く姿勢」を振り返るワーク”をご紹介します。

コミュニケーションや会話は、「話し手」と「聞き手」で成り立つ、双方向のコミュニケーションです。

相手の話を聴く時は「笑顔」、「優しく微笑む」、「うなづく」、「あいづち」が伴っていると、「あなたの話に興味をもって聞いているよ」と伝える非言語コミュニケーションとなります。

相手が「聴いてもらっている」と感じられることは、相手との信頼関係につながります。

今回のワークは3人1組となり、①話し手、②聞き手、➂オブザーバー(観察者)と役割を変えて2分間の会話を行いました。

聴いてもらえていることが分かると、表情も良くなりますね。

2分後に話し手とオブザーバーから聞き手に対して、聴いてもらっていると感じられたかどうかをフィードバックしてもらいました。

参加者からは

「聞き手の頷きや反応があると、もっと話したくなったことに気づけた」

「うなづいてもらえるだけで、話しやすくなった」

「表情、うなづき、ジェスチャーなど、障がい福祉サービスの利用者様やそのご家族、外部の方にも意識して実践してみたいと思った。」

という意見が出ていました。

人には口が一つなのに耳が二つあるのは何故だ

それは自分が話す倍だけ他人の話を聞かなければならないからだ(ユダヤのことわざ)

という格言の通り、話を聴くことはコミュニケーションの基本ですね。

聴くスキルを仕事の場で実践して、サービスのご利用者様、そして職員間でのコミュニケーションを更に深めて行きましょう!