怪我への備え【法人本部】

全社安全衛生チームの佐藤です。

皆さんにとって「労災」とはどんなイメージでしょうか?

工事中に転落して骨折する、業務で移動中に交通事故に遭う…よく報道されるようなケースが思い浮かぶかもしれません。

介護の現場も、残念ながら「想定外のこと」が起こります。

厨房での火傷や除草作業中の切傷、ベッド柵に指が挟まったり、送迎車の昇降時に足をぶつけたりと、どんなに注意していても怪我をする場合があります。

そんな「予期せぬ怪我」に備えて、心愛会の各事業所には「職員用救急箱」が備えられています。

事業所にある職員用の救急箱は、法律において『事業場において発生することが想定される労働災害等に応じ、応急手当に必要なものを備え付けること』と定められており、心愛会では『応急手当に必要な8点の保健衛生用品を配置すること』になっています。

内容は、「すぐに受診することを前提とした応急手当」に使用する8つのものがセレクトされています。

1.滅菌ガーゼ
2.消毒液
3.ピンセット
4.ハサミ・サージカルテープ
5.ビニール手袋
6.不織布マスク
7.絆創膏
8.瞬間冷却剤(叩いて使うタイプ)

万が一業務中に怪我が発生した場合は、この救急箱を使って応急処置をし、すぐに医療機関を受診することになっています。

迅速な応急処置と適切な医療を受けることで職員は早期に回復し、現場では作業環境の見直しを行うことで次の事故防止に繋がると考えられます。

労災ゼロを目指して、職場巡視や作業環境改善に取り組んでいるところですが、今後も『安心安全な職場環境づくり』に継続して努めていきたいと思います。